W3CのIRCボットがオープンソース化されました
W3Cシステムチームは、W3Cの業務を運営するために必要な技術インフラを構築・サポートすること、および世界中から参加者が当コンソーシアムの技術プログラムに貢献し、支援するツールや環境を整えるという2つの役割を担っています。
下記にツールの段階的な改善についてお伝えします。
多くのW3Cグループでは、IRCボットの助けを借りて、IRC を利用して、チャットを行ったり、電話会議の議事録を作成したりしています。
W3Cの会議で最もよく使用されているボットの2つは、議事録作成用の「RRSAgent」と、議題およびキュー管理用の「Zakim」です。Ralph Swick氏によって開発されたこれらのボットは、過去25年間にわたり、W3Cでの6万回以上の会議(そう、6万回です!)を支援してきました。
これら2つのボットは現在オープンソースとなっており、そのコードおよびイシュー一覧はGitHubで管理されています:RRSAgent、Zakim。
RRSAgentは、人間による記録担当者が作成したチャットログや会議議事録の記録・公開を支援し、他の参加者がチャット内で直接修正や改善を行えるようにします。その後、ログは、scribe.perl を使用して生成されたログに基づく議事録とともに、W3Cのウェブサイトに公開されます。詳細については、GitHub上のRRSAgentリポジトリ をご覧ください。
Zakimは主に、議題や登壇順の管理に使用されます。セッションの例:
<RalphS> agenda+ minute-taker * Zakim notes agendum 1 added <RalphS> agenda+ chair for next meeting * Zakim notes agendum 2 added <RalphS> zakim, agenda? <Zakim> I see 2 items remaining on the agenda: <Zakim> 1. minute-taker [from RalphS] <Zakim> 2. chair for next meeting [from RalphS] <RalphS> zakim, take up next agendum <Zakim> agendum 1. "pick scribe" taken up [from RalphS] <Alice> q+ * Zakim sees Alice on the speaker queue <Bob> q+ * Zakim sees Alice, Bob on the speaker queue <RalphS> Zakim, ack Alice * Zakim sees Bob on the speaker queue
機能の一覧や使用方法の詳細については、GitHub上のZakimリポジトリをご覧ください。
かつて、Zakimには、W3Cが独自の電話会議ブリッジハードウェアを運用していた時代にさかのぼる、さらに多くの機能がありました。これには、参加者のミュート/ミュート解除、発信者番号に基づく参加者の識別、トーンダイヤルコマンドの解釈、会議のスケジュール設定、ブリッジの状態の公開などが含まれていましたが、これらの現在は使用されなくなったコードは、公開リポジトリにインポートされる前に削除されました。関連するインターフェースの一部は独自仕様であり機密情報であったため、コードはこれまで公開されていませんでした。
これらのボットの使用方法やIRCでの会議の開催に関する詳細については、W3Cの会議に関するリソース(W3Cガイドブック内)をご覧ください。
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